日本最古の大相撲トーナメントである第74回全日本力士選士権が5日、東京・両国国技館で行われた。

 秋場所を制した鶴竜は1回戦であっさりと敗退。優勝から1週間ほど経過し「なかなか、ちゃんと休めなかったけど、気持ちはリフレッシュできた」と穏やかに語った。

 6日には、秋場所中に痛みが再発した左肩の磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けるという。7日に栃木県の日光東照宮で土俵入りを披露し、8日の宇都宮市から秋巡業が開始。11月の九州場所が終わるまで長期間、東京を離れることもあり「一度状況を見ておかないと。巡業では毎日、汗をかきたい」と話した。