左膝内側半月板損傷で昨年九州場所を途中休場した東前頭5枚目の大砂嵐(23=大嶽)が初場所(10日初日、東京・両国国技館)を休場することが5日、決まった。

 師匠の大嶽親方(元十両大竜)は「休場します。もし(3月の)春場所に出られたら、そこで頑張ればいい」と話し、全休は確実。十両への転落は決定的となった。それでも、左肩など多くのケガを抱えている状況だけに、今はしっかりと治すことが先決。親方は「稽古もできないのに土俵に上がっては相手に失礼。一からまた頑張ればいい」と話した。大砂嵐は九州場所13日目の栃煌山戦で負傷。昨年12月に都内の病院で内視鏡手術を受けて、半月板の損傷部位を除去していた。