白鵬は日馬富士の鋭い立ち合いで後手に回り、粘りもなく寄り切られた。

 左上手をつかもうとして動きが止まり「止まらない方が良かったかな。攻め続ければ良かったかな」と反省した。白星は15日間出場した中では、横綱昇進後ワーストタイの10勝止まり。9日目の勢戦で右足親指を負傷して通院した不運もあり、不本意な場所になった。