千秋楽を迎えても館内の熱気は変わらず1万816人分の入場券完売を意味する「満員札止め」を15日間連続で記録した。

 東京開催では昨年秋場所以来、地方開催を含めれば今年3月の春場所以来。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「いい相撲が多かった」と土俵充実に満足そうだった。

 今場所の懸賞総本数は1675本にとどまり、過去最高を記録した1979本に届かなかった。協会の懸賞担当者は「横綱白鵬の休場の影響があった」と説明した。