大相撲秋場所で三賞を獲得した力士のうち、敢闘賞の関脇高安(26=田子ノ浦)と、技能賞の幕内遠藤(25=追手風)の両力士が1日、東京・浅草寺で行われた赤い羽根共同募金運動のイベントに出席した。

 NHK大河ドラマ「真田丸」に出演中の俳優新納慎也、深水元基らとともに募金を呼びかけ、募金者には直接、赤い羽根を胸元につけた。

 高安は「こういったイベントは初めて。子どものころによく募金して、赤い羽根をもらっていました。自分がこういう立場で参加できて、社会に貢献できるとすごくうれしい。これからも社会に貢献できるよう、一生懸命、相撲を頑張っていきたい」と誓った。

 遠藤は「赤い羽根募金と言えば小学校、中学校のころ、よく目にしていた。結構、先陣を切って(募金を)していました。浅草寺に来てこういうイベントができるのは今場所頑張ったからかなと思う。すごくいい思い出になりました」と話した。