新横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が連勝発進した。初日に横綱白鵬を破った小結正代を押し出した。残る3横綱は鶴竜が2連勝。白鵬、日馬富士も連敗を免れ、91年初場所初日以来26年ぶりに4横綱がそろって白星を挙げた。

 ◆4横綱の安泰 千代の富士、北勝海、大乃国、旭富士の91年初場所初日以来26年ぶりだった。前回の若貴兄弟、曙、武蔵丸の時代は休場や不振が多く、5場所の中で白星そろい踏みは1度もないまま終えた。その前の4横綱時代も91年初場所初日を含めて、5場所で5回しかなかった。