横綱日馬富士(33=伊勢ヶ浜)は結びの一番で白鵬に負けて、11勝4敗だった。

 横綱対決は、力のこもった長い相撲となった。「余計なことを考えず、この1番だけいい相撲を取ろうと思っていました」。

 鶴竜、稀勢の里が途中休場し、白鵬との2横綱で場所を支えた。「そういうことはあまり考えていません。精いっぱい15日間務めることが、目標であり、役目です」。それでも、最後に「ゆっくり休みたい。疲れた~ほんとに。心も体も」と大きく息を吐いた。