日本相撲協会は大相撲初場所9日目の22日、長野県内で3日に自動車を無免許で運転中に追突事故を起こした疑いが発覚した西十両8枚目、大砂嵐(25=本名アブデルラフマン・シャーラン、エジプト出身、大嶽部屋)の休場を正式発表した。問題を受け、師匠の大嶽親方(元十両大竜)が21日に八角理事長(元横綱北勝海)に申し入れ、了承されていた。

 大砂嵐の休場は2016年九州場所以来で10度目。8敗目を喫し、今場所の負け越しが決まった。9日目の対戦相手、明生は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は8人目となった。