初優勝を決め、殊勲賞、技能賞の2つも手にした前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)は、人気力士の同5枚目遠藤(27=追手風)を押し出して14勝1敗で終えた。

 敢闘賞を手にした新入幕の前頭16枚目竜電(27=高田川)は同9枚目千代丸(26=九重)に引き落とされ10勝5敗。

 横綱鶴竜(32=井筒)は大関豪栄道(31=境川)に攻め込まれながらも土俵際の上手投げで下し、連敗を4でストップ。11勝4敗で終えた。豪栄道は8勝7敗。

 大関高安(27=田子ノ浦)は関脇御嶽海(25=出羽海)を上手投げで下し12勝3敗で終えた。

 春場所は3月11日からエディオンアリーナ大阪で行われる。