2月1日に立候補届が受け付けられる日本相撲協会の理事候補選挙へ向け、貴乃花一門から元横綱の貴乃花親方(45)、元関脇益荒雄の阿武松親方(56)が立候補することが30日、協会関係者の話で分かった。

 同日に東京都内で開かれた一門の会合で最終決定したという。

 これで六つの一門からの立候補者は定員10人を上回る11人の方向となり、5期連続の投票に持ち込まれることが確実になった。

 また無所属ながら貴乃花一門の会合に出席した元関脇寺尾の錣山親方(54)が副理事候補選挙に立候補することも協会関係者の話で分かった。

 貴乃花親方は2010年から4期連続で理事を務めてきたが、今月4日に初の理事解任処分を受け、役員待遇委員に降格。阿武松親方は初の立候補となる。