大相撲の貴乃花親方(46)が21日午前、秋田市内で行われていた夏巡業中に倒れ、病院に救急搬送されたことが分かった。

 貴乃花親方は若手力士への指導中に体調が悪化したようで、10時11分に「けいれんして意識がない」と消防局に通報があった。同15分に救急車が到着した際は意識があったという。すぐに秋田市内の病院へ搬送された。病院では駆けつけた関係者と会話もしているという。

 現場の広報担当者は「その件については話せません」と口を閉ざした。この日の秋田地方は気温30度を超える夏日で、ある関係者は「熱中症だ」と話していた。