大相撲の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)が6日午後5時30分、冬巡業中の4日夜に付け人に対して暴行した平幕貴ノ岩(28=千賀ノ浦)を自身が運転する自家用車に同乗させ、都内の部屋に帰宅した。

降車して部屋に入るまでに、無数のフラッシュと質問を浴びた貴ノ岩だったが、終始無言。貴ノ岩の様子について師匠の千賀ノ浦親方は「もう後悔ですよ、後悔」と、反省の色を示していると明かした。車中での会話はほぼなく、部屋の中で今後の話を進めるという。

この日は午後1時過ぎから約1時間、暴行被害の三段目貴大将が日本相撲協会から事情聴取を受けた。千賀ノ浦親方は同席せず、別室で待機。「僕は何も話していないので」と、感想は語らなかった。

暴行被害を受けてからの貴ノ岩と貴大将の関係性について、千賀ノ浦親方は「(会話をしたのか)ちょっと分からないけど、同じ部屋にいるからね」と、対面で話す可能性を否定しなかった。