日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が4日、事前に販売されている秋場所(13日初日、東京・両国国技館)のチケットの売れ行きが、7月場所と比較して好調なことを明かした。電話取材に応じ「チケットの事前予約はかなりいい状況になっているということで報告はありましたよ」と話した。

観客の上限を国技館の収容人数の4分の1にあたる2500人に設定した7月場所は、徹底した感染対策を敷いて15日間を乗り越えた。チケットの売れ行きが好調なことについて同広報部長は「7月場所を安全、安心にできたというところが、一番皆さんに伝わってきているんじゃないか。野球でも何でも、いろんな催し物に参加する場合には、安全、安心というところが今一番求められるところだと思う」と強調した。