[ 2014年6月7日17時53分 ]

 負傷でW杯ブラジル大会を欠場することが決定したフランス代表MFフランク・リベリが、フランス連盟の公式サイトで現在の心境を語った。

 腰痛でフランス代表に合流して以降、別メニュー調整が続いていたリベリ。当初は大会前の復帰が見込まれていたが、その後の検査の結果、最大で15日の離脱が決定。これにより、代表チームを率いるディディエ・デシャン監督はリベリをメンバーから外す決断を下した。

 無念の代表離脱となったリベリがその胸中を明かした。

 「フランスチームを去り、W杯を諦めるのは死を宣告されたようだった。ジャマイカ戦(8日)で復帰することを常に望んでいた。しかし、6日の朝、背中の痛みが悪化したんだ」

 「MRIを受けたとき、これからもトレーニングをこなすことができないと分かった。こんな状況にも関わらず、手を尽くしてくれた医療スタッフには心から感謝しているよ」

 また、デシャン監督はリベリ不在を嘆きながらも、チームは前進し続けなければならないと強調している。

 「100%のリベリなら、我々にとって当然良い。だが、我々は前を向き、野心的でなければならない」。【超ワールドサッカー】