SKE48研究生が13日、名古屋のSKE48劇場で新公演「青春ガールズ」初日を迎えた。7期研究生の相川暖花(13)片岡成美(14)和田愛菜(17)に、昨年お披露目された8期研究生も加わり、平均年齢16・1歳の若き16人が出演した。

 大島優子らが所属したAKB48チームKが06年に演じ、NMB48、HKT48も経験したセットリストだが、SKE48が行うのは初めて。8日に「PARTYが始まるよ」の千秋楽を迎えたばかりのメンバーたちは、手探りながらも15曲を歌いきった。

 メンバーが動物の着ぐるみ風衣装で踊るユニット曲「雨の動物園」では、相川がパンダ、坂本真凛(15)がペンギン、深井ねがい(14)がライオンにそれぞれ扮(ふん)して、かわいらしさをアピール。一方で、デュエット曲「禁じられた2人」では、野々垣美希(17)矢作有紀奈(22)のお姉さんメンバー2人が、色っぽさを前面に押し出しながらバラードを歌い上げた。本編ラストはメンバー全員が浴衣姿で登場し、「僕の打ち上げ花火」を披露。アンコールでは、公演の代表曲「転がる石になれ」を、拳を力強く振り上げながら踊った。

 全体曲などでセンターを務める機会が多い井上瑠夏(15)は「まだまだ伸びしろがたくさんあると思うので、これからみんなで頑張っていきましょうね」と、メンバーに呼びかけた。