長年パーキンソン病と闘っている米映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで知られる米俳優マイケル・J・フォックス(62)が、歌手テイラー・スウィフト(34)と俳優ライアン・レイノルズ(47)が今後50年間で世の中にさらに大きな影響を与える人物であるとの考えを示した。米ピープル誌との最新インタビューで、将来において本当に重要な役割を担う人物として2人の名前が頭に浮かぶと語った。

大統領選の投票結果にさえも影響を及ぼすといわれるスウィフトについて、「経済を動かし、世界の仕組みを変えてくれると思う。それは驚くべきこと」とコメント。また、映画「デッドプール」シリーズなどで知られるレイノルズについても「とても賢く、才能があり、物事を活用して他の分野で成功させる方法を知っている」「非常に慈善的な人物」と評し、すばらしいことを成し遂げるために今の地位に存在していると称賛した。

91年にパーキンソン病と診断されたフォックスは、治療法を見つけるための研究を目的とするマイケル・J・フォックス財団を設立し、患者のための積極的な支援活動を続けている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)