AKB48チームAが、全国ツアー埼玉公演を、さいたま市文化センターで開催。小嶋陽菜(26)島崎遥香(20)ら地元埼玉出身の5人のメンバーにとって凱旋(がいせん)公演となった。

 同市出身でもある小嶋は、「埼玉ただいま~。私とぱるるが本気を出してます。(会場にも)小学校か中学校のときに合唱コンクールで来たか、歌った。不思議な気持ちですが、いつもより張り切っていきたい」と気合を入れれば、島崎も「池袋は埼玉だと思っている」「集合場所は(JR大宮駅構内の)豆の木だ」「川越は栄えてる」など“埼玉あるある”を披露して、会場を沸かせた。

 この日の公演では、埼玉仕様のセットリストも披露された。小嶋は同じく埼玉出身の松井咲子(23)中田ちさと(24)森川彩香(18)とともに、自身のセンター曲でもある「ハート・エレキ」を披露すれば、島崎もチーム全員と、12年のじゃんけん大会で優勝しセンターを務めた「永遠プレッシャー」を披露した。

 地元での公演に、小嶋も島崎も緊張したようで、高橋みなみ(23)から「ずっと緊張してた?」と突っ込まれた島崎は「はい。(公演も)よかったと思います」とホッとした表情。グループからの卒業が話題になる小嶋も「私のファンの方が心配しない言い方で言うと、またAKB48としてここに戻ってきたいと思います」とファンを安心させていた。