53年前のフランス映画をリメークした「死刑台のエレベーター」(緒方明監督、16日公開)のプレミアイベントが30日、都内で行われ、吉瀬美智子(35)阿部寛(46)らが出席した。吉瀬は「横浜で撮影しましたが、フランスに負けない空気を出せている」、阿部は「エレベーターに閉じこめられてしまう、ここまで極限状態に追い込まれて情けない男の役は初めて。毎日、ストイックに監督と相談しながらやってました」。オリジナル版のルイ・マル監督の息子マニュエル・マル氏は、53年前のワイン、シャトー・マルゴーを持参して、完成を祝福した。