女優清原果耶(22)が25日、大阪市内で行われた日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」(藤井道人監督、5月3日公開)の先行上映会に登壇した。

3月14日に世界最速で公開された台湾では公開1カ月で観客動員30万人と大ヒットを記録し、「今年一番泣ける映画」と話題を呼んでいる。清原の舞台あいさつ後には、SNS上で「2時間ずっと泣いてしまった」「ラストを知ると、絶対もう1度、みたくなる」など絶賛の声があふれた。

清原と台湾の人気俳優シュー・グァンハン(33)のダブル主演で、18年前の台湾と現在の日本を舞台に、国境と時を越える恋物語。 完成試写で涙したという清原は「見る前はどういう感じで完成したのかワクワクだったけど、私が出ていないシーンをちゃんと見たら、そこでアミのまわりの人たちの想いに初めて直面し、アミとして悲しかったし切なかったし、すごく大事にしてもらっていたんだなと泣いてしまいました」と振り返った。

藤井監督は「青春という言葉が一生続けばいいなとこの映画を作って感じました。この映画が皆さんの日常を豊かにする1つになればうれしいです」とメッセージ。最後に清原は「失いたくないものを見つけて宝物にできるような映画になりました。台湾、日本のスタッフキャストのみなさんと一丸となって魂をかけて作った作品です。たくさんの方々に届けばいいな、今日来てくれた皆さんにだけでも温めてもらえたら…」と声を詰まらせ、涙で声が途切れた。