本コラムでは、私の似顔絵師としての13年間で7万人描いてきた経験を元に独自に編み出した新しい顔相学「顔パーツ占い」で、話題の有名人の顔を分析しております。絵と顔パーツ分析の両面でお楽しみいただけましたら幸いです。

ヤクルト山田哲人
ヤクルト山田哲人

 今回の顔は、長いプロ野球界の歴史の中でもいまだ8人しか成し遂げた人がいない「トリプルスリー」を、史上最年少でほぼやってのけそうなヤクルトの若き天才・山田哲人さんです。スレンダーで真面目そうな風貌とは裏腹に、その秘めたパワーはホームラン王すら狙える程で、プレーの伸びしろは計り知れません。そんな彼の顔パーツはどんなものなのでしょうか? 見ていきましょう。

 まず、山田さんの目は上まぶたが厚く奥二重であることが特徴であり「(2)周囲を気遣う努力家」タイプに分類されます。謙虚で協調性を持ち、物静かでシャイな気質も持ちます。このタイプは一見地味ですが、裏では他人を圧倒するほどの努力ができる方が多いのが特徴です。

 次に、鼻は全体的に丸く大きく、鼻頭が上がって穴がしっかり見える事が特徴であり「(8)負けず嫌いな勝負師」タイプに分類されます。自らの欲求に正直でハングリーな姿勢を保ち続けます。ストイックさと勝負根性を持った人柄で、自分の欲求と目標をかなえるためには投資を厭わないでしょう。ここ一番の勝負強さも秘めたタイプでありますが、その分ムラもあるのが特徴です。

 そして口は下唇が厚く前に出ている特徴を持っており「(4)昭和の香り漂うガンコ一徹」タイプに分類されます。自らの意思を大事にし、それをあまり曲げたがらないガンコな気質を持ちます。正義感が強く、小さなことを気にしないずぶとさもあります。時には柔軟な考えも必要ですが、勝負事をするには良い相かもしれません。

顔占いタイプ診断タイプ一覧
顔占いタイプ診断タイプ一覧

 最後に目と鼻を掛け合わせたより詳しい人物タイプは「シャイだけどやる時はやる」タイプに分類され、日頃はそこまで目立たないが大勝負で輝き、他を圧倒するような結果を残せるポテンシャルの高いタイプです。実はこのタイプ、最近活躍している野球選手に多いタイプで、勝負事に向いている勘と負けん気があり、それを生かして抜群の成績と人気を得ている人が多い相なのです。見た目的にもこの組み合わせはモテ運も高い相で、野球界では坂本隼人選手や大谷翔平選手もこのタイプに分類されます。おそらく、この目と鼻の組み合わせはこれからの新時代のスターの代表的な相なのかもしれません。その点からも山田選手の活躍は今後も期待できるでしょう。

 ひとつだけ気になるとすれば、その抜群の勝負勘と自信に頼りすぎ、もしスランプに陥った時、ガンコさが邪魔をして他人の意見を受け入れられず、また自信を失うことが怖くなり意固地になって改良を試みられなくなるとすると、ずるずると悪いリズムに自らを引き込んでしまう恐れがあることです。ただ、彼には努力を惜しまない相も出ているので、そこも努力で乗り切ってくれるでしょう。

 それにしても、この「シャイだけどやる時はやる」タイプというのは、底知れぬ才能と魅力を持ったとんでもない逸材が多いです。この組み合わせは見た目が普通っぽいのにすごい人的な感じで、周りにいそうでなかなかいないタイプなので、是非皆さんも周囲の方をチェックしてみて下さい。すごい逸材が埋もれているかもしれませんよ。