日刊スポーツなど在京スポーツ6紙が、合同企画として新アイドルユニットのオーディションを開始した。プロデューサーは元「I WiSH」のnao(34)で、「告うたのカリスマガール」として人気のerica(29)のプロデュースも手掛けている。自らもオーディションで芸能界入りしたericaに、デビュー当時の話や歌手を目指す人へのメッセージを聞いた。
「あなたが好きで ただ大好きで」と歌う「あなたへ贈る歌」はYouTobeで800万ダウンロードを記録、告白ソングの定番となっている。女子中高生に絶大な支持を受けるericaだが、デビューまでの道のりは決して平たんではなかった。
「物心ついたときから歌手になりたかったという」が、両親の猛反対に遭い、高校卒業後、飛び出すように上京した。アルバイトの傍らボイストレーニングを受け、親の許可がいらない20歳になってから歌手のオーディションを受けた。
「最初に受けたのがnaoさんのオーディションだったんです。Kiroroさんの『長い間』を歌ったんですが、緊張のあまり歌詞が飛んでしまって、途中からラララで歌っていました。まさか連絡が来るとは思わなかったんですが、次の日に『一緒にやろう』と電話をいただいて…」
合格はしたものの、naoの指導は厳しかった。自主制作CDを1000枚作り、路上ライブで売った。「1000枚売れなかったら歌手をやめようと思っていました。42日間で売り切ったとき、自分が生まれ変わったような感じがして…。ここからが新たなスタートだと思い、告白ソングを作ったんです」。
この告白ソング「恋、告げる」がYouTobeで反響を呼び、HPにはファンからの恋の悩みが殺到した。「最初は1つ1つお返事を書いていたんですが、すごい時間がかかったんです。私は歌手なんだから、お返事を歌にすればいいんじゃないかと思って…」。そうして生まれた曲が「あなたへ贈る歌」だった。
「努力は才能を超えると思っています。ぜひ頑張って、チャンスときっかけをつかんでほしい」。自らの体験をもとに、歌手を目指す若い世代にエールを送った。
◆erica(エリカ)1985年(昭60)11月19日、山梨県北杜市生まれ。やまなし大使も務める。新アルバム「恋うた~恋んトス BEST」が8月26日に発売された。
イメージは「SPEED」
新アイドルユニットのプロデューサーを務めるnaoは「素材を見ていきたい。歌やダンスのレッスンをしていなくても大丈夫です。単発ではなく、長く活躍できるようにしたい」とオーディションについて語った。イメージしているのは90年代に活躍した「SPEED」。「今はかわいくて踊れる子は多いけど、抜群に歌のうまい子はあまりいない。SPEEDをもうちょっとアイドル寄りにした感じをイメージしています」。詳しくはhttp://tsubasa-ent.co.jp/audition/




