竹野内豊(44)が主演映画「人生の約束」(石橋冠監督、来年公開)の富山県射水市で行われたロケに参加した。350年以上続く「曳山(ひきやま)まつり」を題材に男同士の友情と絆を描く。このほど街中を曳山(山車)が疾走する場面の撮影が行われた。

 午後9時すぎ、曳山の引き手たちが「イヤサー! イヤサー!」とはやし声を上げた。輪の中には竹野内と江口洋介(47)がいた。撮影は深夜1時まで半日、道路を封鎖して行われた。3日間で延べ1400人のエキストラも参加した大掛かりなものだった。

 竹野内はIT企業の社長役。亡くなった起業仲間の故郷で曳山の維持が困難になっていることを知った主人公がその思いを胸に曳山を引く場面。「引いた時に鳥肌が立った。日本人なら分かる、この不思議な思いがスクリーンから伝わればいいですね」。地元漁師を演じる江口は「漁師らしく」と長髪を切り角刈りにした。現地ではジャージー姿で過ごし、竹野内も「地元の人かと思った」と見間違うほど溶け込んでいる。撮影は今月11日に終了する。【森本隆】