クロレッツ発売30周年を記念する「国民的スッキリ 小説&映画ランキング」が26日発表され、「国民的スッキリ小説」1位に池井戸潤氏の半沢直樹シリーズ、「国民的スッキリ映画」1位に「ダイ・ハード」が選ばれた。モンデリーズ・ジャパンが設立した「Clorets スッキリ総研」が、15歳以上の男女3743人を対象にアンケートを行い、まとめた。

 1位の半沢直樹シリーズは、2013年の大ヒットドラマの原作でもある「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」。「やられたらやり返す、倍返しだ!」のキメぜりふでおなじみの痛快さが「スッキリ」につながり、12・9%の票を集めた。池井戸氏は「とても光栄です。これからも皆さんにスッキリしていただけるよう、私もクロレッツを買って半沢直樹シリーズを書き続けます」とコメントを寄せている。

 2位~5位は「シャーロック・ホームズ」「走れメロス」「鬼平犯科帳」「ハリー・ポッター」だった。

 「国民的スッキリ映画」のトップ5は「ダイ・ハード」「バック・トゥー・ザ・フューチャー」「相棒」「となりのトトロ」「スター・ウォーズ」の順。「ダイ・ハード」は20代を除くすべての世代で1位を獲得した。ストレスマネジメント専門家今井功氏は「ストレスを何とかしたいという潜在的な願望の表れではないでしょうか。悪に屈することなく果敢に立ち向かう主人公の姿や、大迫力のアクションシーンの数々は、多くの人々にスッキリ感を与えるようです」としている。