「天使すぎるアイドル」と呼ばれる橋本環奈(16)が、映画「セーラー服と機関銃-卒業-」(前田弘二監督、来年春公開)に主演することが23日、都内で発表された。映画初主演となる。「セーラー服と機関銃」は、81年に作家赤川次郎氏(67)の小説を映画化した薬師丸ひろ子(51)の主演作として知られるが、今回は同氏が89年に発表した小説を、角川映画40周年記念作品として映画化する。

 橋本が演じるヒロイン星泉は、前作より1学年上の高校3年生の設定。この日行われた製作発表に出席した橋本は「夢にも思わなかった。薬師丸さんへの敬意が深いので、重圧は並大抵のものではありませんが、重圧に負けては泉を演じることはままならない。勇気を持って全力で臨みたい」と話した。名ぜりふ「カ・イ・カ・ン」を2度披露したが、新作にも登場するように調整中という。