今年で10周年を迎えた大阪・梅田芸術劇場が2日、情熱と夢をイメージして赤を基調とした新しい緞帳(どんちょう)を公開した。同劇場は92年に「梅田コマ劇場」として開場。それ以来、初めて緞帳がリニューアルされた。

 同劇場は「劇場飛天」、再び「梅田コマ」と名称を変え、05年4月に「梅田芸術劇場」「シアター・ドラマシティ」としてオープン。海外名作ミュージカルや、日本の劇団による舞台、宝塚歌劇団公演などを上演している。

 この日は宝塚OGの湖月わたる、朝海ひかるが出席。湖月は「(同劇場は)客席からも赤のイメージがあるので、鮮やかな赤色の緞帳が加わり、いっそうパッションを感じます」。朝海は「色鮮やかで、また繊細な色使いに、1枚の絵画を見ているような思いを抱きました」とコメントした。