テリー伊藤(65)が5日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」に生出演し、自民党議員の報道圧力発言に怒りをあらわにした。

 発言主の1人大西英男衆院議員は、問題発言後も再度「マスコミ懲らしめようという気ある」などと話し、2度目の厳重注意を受けた。

 テリーは「なんで厳重注意じゃなくて、自民党をやめさせないの? ボディーブローのように、国民が『自民党とんでもない』と思うようになりますよ」と声を大にした。その上で「僕が大西議員を批判してる。これがガス抜きにもなっている」とした。

 広告主に圧力をかけるなどの発言もあったが、「テレビ、ラジオはこんなことに屈せず、これからも堂々とやってほしい」と力を込めた。

 また自民党の勉強会に作家百田尚樹氏(59)を招いたこと自体を批判した。

 「百田さんがあのような(『沖縄の2紙はつぶした方がいい』などの)発言をするのは、前から分かってること。(出席議員は)『私と(考えが)一緒です』と安心材料にしてる」と、歯に衣(きぬ)着せないテリー節さく裂だった。