爆笑問題の太田光(50)が、女性のスカート内を盗撮した容疑で近く書類送検されると報じられている元タレントの田代まさし(58)にいて、「お世話になった」という田代との過去を振り返った。

 田代は今月6日、東急電鉄二子玉川駅のホームで女性のスカート内を盗撮したとして、警視庁玉川署が東京都迷惑防止条例違反容疑で書類送検する方針だとされている。

 太田は14日深夜放送のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」の冒頭から田代の話題に触れ、「ビックリしたよ。だってクスリじゃないからね」と、覚せい剤取締法違反の刑期を終え昨年7月に出所した田代の今回の容疑が、覚せい剤に関連するものではないことに驚き、相方の田中裕二(50)も「変な話ね、ダメだけども、クスリだったら『ああ、やっぱりやめられなかったんだ』みたいな感じの方向になるんだけどね」と複雑な思いを明かした。

 しかし田代は2000年にも女性の下着を盗撮しようとして事情聴取され東京都迷惑防止条例違反で書類送検。さらにその翌年にも男性宅の風呂をのぞいた容疑で現行犯逮捕されている。そういった前科があるだけに、田中は「やめられないもんなのかね」と語ったが、太田は「まだ、はっきりはしてないんでしょ」と自身の意見を留めた。

 太田は「お世話になりましたけどね、我々は本当に。『GAHAHAキング』の司会ですからね。育ての親みたいなもんですよ」と、爆笑問題が初代キングに輝き世間に認められることになったかつての登竜門番組を振り返り、田代への“恩義”も口に。「でも、あの時は全然そういう感じなくて」と、田代が覚せい剤・盗撮などの常習犯となる以前の当時の様子を語った。