柔道家・篠原信一(42)が16日、東京スカイツリーソラマチで行われた「親子で楽しむ! 新甲虫ムシキング」PRイベントに参加した。

 篠原は虫捕り網にランニングシャツ、短パンの“虫捕り少年ルック”で登壇すると、いきなり「ムシキング!」と叫ぶなど、この日もハイテンション。タレントのカブトムシゆかり(26)とゲームで対決したが、カブトムシとタッグを組む男の子が壇上に上るやいなや、頭から虫捕り網をかぶせて“捕獲”するなど、今日もやりたい放題だった。

 ゲームは3本勝負で、1本目に勝つと「イエーィ!! 勝っちゃった」と大喜び。カブトムシに「必殺技を確実にやってきますね」と指摘されると、「勝負だからね」と胸を張り、男の子に人生の厳しさを教えたことを強調した。ところが、その後、2連敗し、まさかの逆転負け。「俺、負けたの…」と肩を落としたが、2000年(平12)シドニー五輪決勝で、ドゥイエ(フランス)に負けた後に言った「自分が弱いから負けたんです」と“柔道自虐ネタ”をこの日も繰り出し、会場を爆笑させた。

 囲み取材では、昨年6本だったテレビの出演数が、96本に激増したことを取材陣から伝えられ「そうなんすか? 意識してない。ありがたい。数字を聞くとね…ありがたい」と驚きつつも感謝した。謙虚な姿勢を見せたが、先にカブトムシの退場を促すと「何げない優しさ…レディーファーストって書いておいて!!」と、ちゃっかり自己アピールも忘れなかった。

 「新甲虫ムシキング」は16日から順次稼働するアミューズメント施設向けキッズカードゲームで、18日から東京スカイツリーで開催の国際土壌年2015記念「大昆虫展in東京スカイツリータウン」、横浜では「みなとみらイズー~サワレルハチュウルイ展~」、大阪では「巨大昆虫ワールドinACTホール」に出展される。