両側声帯ポリープのため歌手活動を休止していたMay’n(25)が26日、東京、大阪、名古屋の大型ビジョンを使い、活動再開を生報告した。

 5月にツアーを中止し、6月にポリープの除去手術を受けて長期療養していた。この日は緊張の面持ちでカメラの前に立つと、「あらためて申し訳ありませんでした」と謝罪した。「デビュー10周年を迎える記念日までのカウントダウンツアーでもあったので、何で今なのかなと。まだまだ歌えるし、もっともっと歌えるよという気持ちでいっぱいだった」と悔しさをあらわにした。

 8月26日に東京・日本武道館で、仕切り直しの10周年記念公演を行う。これが復帰後初の単独公演となる。「何より歌いたくて、しようがなくて、この日を無事に迎えられることをうれしく思う。デビュー10周年の集大成となるステージをお届けしたい」と涙ながらに語った。

 東京・新宿のアルタ前では、約500人が発表を見届け、もらい泣きするファンもいた。