7月に第3子となる女児を出産した広末涼子(35)が3日、都内で行われた高知県のプロモーションビデオ発表会に出席した。出産後、公の場に姿を見せたのは初めて。

 冒頭、司会から「復帰おめでとうございます」と声を掛けられると「ありがとうございます」と笑顔で答えた。出産から約2カ月での仕事復帰となったが、以前と変わらないスリムな体形が印象的。育児に専念していたが、同時にプロポーションの維持にも努めたようだ。

 同県出身で、毎年のように夏は帰郷し、8月上旬に行われる「よさこい祭り」に参加していたが、今年は育児もあって参加できなかった。この日はステージ上で、高知から駆けつけた一般女性らが披露したよさこいの踊りに合わせ、鳴子(なるこ)と呼ばれる音具を鳴らして盛り上げた。パフォーマンスを終えると「今年は(よさこい祭りに)参加できなくて本当に残念だったので、テンションが上がっちゃいました」と言って笑った。

 発表会では出産について触れることはなかったが、話題が「家族」になると、「一番大切でなくてはならないものです」と話した。また退場時に取材陣から「初めての女の子ですが」と呼び掛けられると「ありがとうございます」と答え、笑顔で会釈した。

 今回のプロモーションビデオは、同県の魅力を幅広く伝えるために取り組むPRの一環。広末は、4月からネット上で閲覧することができた出演者募集の告知映像に出演し、盛り上げに一役買っていた。この日は高知名物のカツオのタタキやフルーツトマトを試食して郷土をアピール。「高知の人は明るくて楽しい人ばかり。みんなと一緒に、もっと元気で明るくしていけたらいいなと思っています」と話した。