俳優東出昌大(27)がサントリーウイスキー「トリス<クラシック>」のイメージキャラクターに起用され、新CM「ピンときた」編が8日から全国で放送される。

 CMの舞台は、とある商店街にあるバー「TORYS BAR」。仕事帰りに目に留めた東出が、初めて1人でバーに入る。店の中では、バーテンダーの柄本明(66)が黙々とグラスを拭いていた。東出が「最初にこれ飲んどけって、ありますか?」とたどたどしい様子で聞くと、柄本は「(自分が)ピンときたのでいいですよ」と答える。

 ずらりと並んだウイスキー瓶を東出が眺めていると、カウンターの中のアンクルトリスの人形が「恋と一緒…」とつぶやく。東出は戸惑いながらも意を決して「じゃ、これで」と「トリス<クラシック>」をオーダー。ロックで飲んで「おっ」と声を上げると、柄本が「初恋ですか?」とほほ笑みかける。

 東出がお酒のCMに出演するのは初めて。「僕自身、すごくお酒好きなので、やりたいなとずっと思っていました」。毎晩ウイスキーで晩酌していたという父親の影響もあり、「普段はストレートで飲むことが多いですね。チェイサーと一緒に。あと夏場はハイボールも好きですね。水割りも、何でも飲みますね」。

 実際に「トリス<クラシック>」を飲んで「すごく飲みやすかったです。ロックでも、ストレートでもおいしく飲める。クセがなかったです」と話した。柄本については「あんなにかっこいいバーテンダーさんがいるバーが、近所にあったらいいなと思いました」。

 杏と今月4日に都内の神社で挙式。柄本の長男佑も出演した主演映画「GONIN サーガ」(石井隆監督)が公開中。公私ともに充実の日々を送っている。