歌手中森明菜(50)が6年ぶりに新アルバムを発売することが13日、分かった。タイトルは「FIXER」で12月30日発売。明菜にとっては6年ぶりのオリジナルアルバムになる。50歳を迎え「節目のアルバムを」という思いがあり、企画段階から制作に参加し全力を尽くしてきたという。

 明菜はこれまで、ストレスによる免疫力低下で体調を崩し、入退院を繰り返してきた。だが、昨年はNHK紅白歌合戦に出場し4年3カ月ぶりに芸能界に復帰した。今年の活動は1月に新曲「Rojo-Tierra-」を発売、通算50枚目の新曲「unfixable」を9月30日に発売しただけだった。再び体調を心配する声が聞こえてきたが、実際はアルバム発売に向けて極秘レコーディングを行っていた。

 関係者によると、明菜は50歳の節目でオリジナルアルバムを発売したかったという。関係者は「昨年は紅白。そして今年はアルバム。ファンに対して感謝の気持ちを明菜流に表したかったのではないか」と説明した。