映画「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」(2月13日公開)の完成披露イベントが20日、東京・新宿ピカデリーで行われ、太川陽介(57)蛭子能収(68)三船美佳(33)由紀さおり(67)が出席した。

 平均視聴率10%を超えるテレビ東京の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の映画化。映画化を聞いた時のことを太川は「テレビ東京、何を考えてるんだって思った。台本もシナリオもないのに映画化って」と明かした。

 番組と同じく、この日のイベントも太川が先導役を担当した。あまり空気を読まない蛭子を警戒し、「今日、一番心配しているのは、蛭子さんが結末を言っちゃうこと。本当にダメだからね。台なしになるから」とクギを刺し、場内を爆笑に包んだ。

 今回の舞台は台湾。3泊4日の旅で、ロケはテレビ版と同じく脚本なしで行われた。太川が「スタッフの人数は同じで、カメラが4Kになっただけ」と明かすと、マドンナ役の三船は「来年で芸歴20年になるけど、これほど台本、筋書きがないのは初めて。行きの飛行機の時間と便名、次の行には帰りの飛行機の時間と便名が書かれていただけ」と驚いていた。一方で、台湾での旅の様子を聞かれた蛭子は「やっぱり中華料理の店が多かった」と、期待を裏切らないズッコケ回答で、なごませていた。

 三船は神田正輝(65)との交際報道後、初めてのファンの前に姿を現したが、既に報道を完全否定していることもあり、この話題には触れなかった。