経済アナリスト森永卓郎氏(58)が2日、都内で、ダイエットや筋肉トレーニングで肉体を改造するライザップのプログラムを体験し、変身した体を披露した。

 司会を務めたフリーアナ生島ヒロシ(65)が、森永氏の体重が、4カ月のプログラムをへて89・4キロから69・5キロになり、ウエストも114センチから91センチになったと紹介した。

 森永氏は「超デブでしたから。すっかり変わりました。もう素晴らしい」と自画自賛。「ズボンも落ちるんですよ。洋服も2回全部買い替えました。日本経済を支えました」と笑った。

 森永氏は糖尿病の持病があったが「毎日注射2本うって、馬に食べさせるくらいの量の薬を飲んでいましたが、あっという間に改善しました。お医者さんの指示で全部、治療をやめています」と喜んだ。

 1日5食、平均睡眠時間4時間、約30年間も運動の習慣がなかったという森永氏は立派なメタボと診断されていた。

 森永氏は報道陣を前に「一緒に食事をしてもいいという女性の芸能人の方がいたら紹介してほしい。手は出しませんから。不倫をするとひどいめにあいますから」。さらに「デブでいいことはあんまりない」としみじみと語った。

 ライザップ経験前と経験後を比較するCMが4日から放送される。細身になった体を紹介した映像を見た森永氏は「いい感じ。ちょっとちょい悪オヤジ」とニッコリ。「私が芸能人の女性とデートし、それを写真週刊誌がスクープしたのを情報番組で取りあげてもらう。それを誰よりも詳しく私本人が解説するのがいい。妄想ですけど」と笑った。

 イベント後の取材でも「劇的に変わりました。ワイシャツのボタンが3Lでも左右に引っぱられて生放送中に外れていました。今は走れるようになりました。階段もパパパッと上がれる。服も選べるようになりました」と話した。久々に会った人からは「がんじゃないですか」と言われたという。また、再び、1度でいいから芸能人とご飯を食べに行きたいとし、希望の相手は「松田聖子さん」。変化した体を見せたい人も「松田聖子さん」と語った。昔、テレビの生放送中に松田を「好きです」と言い、松田の所属事務所に怒られたことも明かした。