「母と暮せば」(山田洋次監督)で最優秀主演男優賞を初受賞した嵐の二宮和也(32)が、事務所の先輩V6岡田准一からの祝勝会オファーを喜んだ。この日は事務所の後輩Hey!Say!JUMP山田涼介(22)も新人賞を受賞。授賞式後には、岡田から「『落ち着いたら、山田と3人で行こうか』と言ってくれた」と、食事に誘われたことを明かした。

 岡田とは、一緒に写真も撮った。「『良かったね。頑張れよ。これをいただくことがゴールじゃないし、俺も頑張るから、頑張っていけよ』と言ってもらいました」。嵐のメンバーからは「(賞を)取れたと聞いたみたいで、みんな(祝福の言葉を)言ってくれました」と、早くも祝福の言葉が届いたという。

 戦後70年の昨年、公開された作品で、原爆を投下された長崎が舞台。二宮は原爆で命を落としながら、3年後に婚約者が気になって母(吉永小百合)のもとに下りてくる霊を好演した。昨年は岡田が同賞を受賞。その姿をテレビで酒を飲みながら見ていた二宮は、「すごくうれしくて、いい酒だなと思って見させていただいた。でも、飲んでいくうちに悔しくなって『俺も欲しいな』と思うようになった」と明かした。そんなとき、岡田から「次はお前だからな」と声をかけられ、闘志に火が付いたという。