関西発「酒の肴」系男女シンガーユニットJamFlavor(ジャムフレイバー)が4日、大阪市内で日刊スポーツの取材に答え、初ミニアルバム「恋い焦がれ恋に瀕死」をPRした。14年に結成し大阪の梅田や難波でストリートライブを展開。圧倒的な歌唱力が音楽関係者に見出され、メジャーデビューに至った。「聞くとお酒がおいしくなる」をテーマにしたアルバムを作ることとなり、「最初は、酒のアテ系ってどんなんやろ? と興味を持ちました」とMA’LIL(23=マリル)。自身を酒の肴に例えると、「スルメかな。かめばかむほど音楽の良さが分かるので」と紹介。HODAKA(28=ホダカ)はリード曲「恋い焦がれ恋に瀕死」のように「大人な雰囲気が似合うアーティストを目指したい」。

 デビューを記念して、大阪・北新地の飲食店「食卓BAR 一騎討ち」とのタイアップでバー「期間限定JamFlavor」をオープン、7日までの1週間限定で毎日午後9時以降に店で生歌を披露する。「お酒は甘い系をたしなむ程度。でも毎晩バーにいると大人の雰囲気に結構はまっています」とマリル。自身にとって忘れられないデビュー企画となった。

 5曲入りアルバムに収録された「Let go」と「Never give up!」は2人で作ったオリジナルで、人前で歌ったことはないと言う。23日に大阪STARBOXで初の自主企画イベントを開催するが「もちろん初披露します。ぜひライブに来て下さい」と目を輝かせていた。