板野友美(24)が10日、初主演のホラー映画「のぞきめ」(4月2日公開、三木康一郎監督)の完成披露イベントに出席し、生絶叫を披露した。

 イベント中に突然、劇場内の照明がすべて消え、明かりが付くと、登壇者の列にのぞき見する霊「のぞきめ」がひっそり並んでいるというサプライズ演出。真っ暗になった瞬間、板野は「マネジャーさんに『こういうのがあったら言っておいて』って言ってたのに~!」と絶叫した。1月のデビュー10周年イベントでも、のぞきめが突然、登場するサプライズを仕掛けられており、板野は「『のぞきめ』のキャンペーンは本当に怖い。そのサプライズ、いらないです。」と本音を漏らしていた。

 私生活の中で気になる何者かの「視線」に悩まされるホラー作品。もともとホラーが苦手な板野だが、ホラードラマ「トリハダ」だけは唯一、見られる作品だったという。「その(「トリハダ」の)監督が三木監督だった。初主演映画を三木監督に撮ってもらえるのは楽しみでした」と明かした。

 作品にちなみ、恐怖体験を聞かれた板野は、中国での撮影時のエピソードを明かした。「部屋をコンコンする音が聞こえて、寝たふりをしてたんだけど、またコンコンと。出たら、誰もいなかったんです」。恐怖のあまり、スタッフを呼んだところ、「男の人が仁王立ちしてました。酔っぱらってる中国人でした」と笑わせた。

 ほか白石隼也、入来茉里、玉城裕規、石井心愛、三木監督が登壇した。