作家朝井リョウ氏(26)の13年の直木賞受賞作「何者」が映画化され、佐藤健(26)が主演することが10日、分かった。

 大学生5人が就職活動を通して「自分が何者か」を模索する姿が描かれる。共演は有村架純(23)二階堂ふみ(21)菅田将暉(23)岡田将生(26)山田孝之(32)と豪華な顔触れがそろった。メガホンは三浦大輔監督が取り、10月15日公開。

 ◆映画「何者」 力を合わせて就活を進める5人はなかなか内定が得られない中、就活へのスタンスや取り組み方の違いに嫌悪感を抱き、人間関係にゆがみが生じ始める。やがて「内定者」が現れた時、そこで見えてきたのは、これまで隠されてきた裏の顔だった。