人気怪獣ゴジラが、うがい-。東京・歌舞伎町の「新宿東宝ビル」8階に設置されている“実物大”ゴジラのオブジェが4日、うがいをする姿に“変身”した。10日までの期間限定で、うがい習慣の大切さを訴える。

 これまでなかった左前足が現れ、巨大コップ(高さ4・5メートル、直径4・1メートル)を握り締めている。コップには、人間のうがい約50万回分に相当する、約30トンものうがい薬「イソジン」が入っているという設定だ。

 米系製薬会社ムンディファーマが、4月からイソジンの国内販売の提携先が変わり、総合感染対策としての商品イメージを高めるために企画、東宝の協力を得て実施した。

 東宝関係者は「地球で生まれた生物である以上、ゴジラもウイルスに感染する可能性はありますが、その生態はいまだ解明されておらず、謎です」としていた。