女優の酒井美紀(38)などが所属していた芸能事務所オフィスジュニアが24日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けたことがわかった。帝国バンクデータが29日、発表した。負債は約1億5000万円。

 同社は1981年5月に設立。過去には酒井のほか、的場浩司、金子賢など20名超のタレントが所属していた。帝国バンクデータは「2015年12月に創業者で前代表の佐藤伊次氏が死去。従前から業績不振が続き、苦しい資金繰りを余儀なくされていたが、前代表の死去もあり、ここにきて今回の措置となった」としている。