石原さとみ(37)が18日、都内で、主演映画「ミッシング」(吉田恵輔監督)公開記念舞台あいさつに出席し、「優しさに触れた出来事」を明かした。

同作は、失踪した愛娘を探す家族の苦悩や事件を追うマスコミや世間の好奇な目にさらされる葛藤を描いた社会派作品。石原は愛娘を必死に探す母・森下沙織里を熱演。同作は石原にとって出産後初の主演映画となった。

冒頭のあいさつでは「多くの人に見て欲しいという一心で多くの取材も受けてきて、そのたびに共演した皆さんや監督への感謝があふれてきました」としみじみ。前日17日の初日を迎え「本当にうれしいです。言葉にするのは難しいと思うけど、観た方や誰かと思い出しながら、ざわざわした気持ち、光を感じて語って頂けたらうれしい」と喜びをかみしめた。

同作の印象的なシーンは「チラシの目に画びょうが刺さっているシーン」だという。「泣くシーンではなかったけど、段取りの時点から涙が止まらなくて。よく覚えています」とした。

吉田監督は「折り合いを付けることが無理な状況の人達のその先を描きたかった。1番辛い自分が他者のために、泣いたり行動をすると、一周回って自分に返ってくると感じました」と同作のラストに込めた思いを語った。

「辛いけどラストには優しい気持ちになれる」という感想の多い同作にちなみ、最近優しさを感じた出来事を聞かれると、石原は「子どもの身長に合ってピッタリサイズの机が欲しくて。先日、義理の両親に話したところ、子どもの誕生日に向けて角が丸く、高さもピッタリで名前入りの机を作ってくれたんです」とエピソードを披露した。

続けて「DIYが趣味と言うのは聞いていたんですけど、あふれるほどの優しさを感じて、本当に驚いた。子どもは毎日そこで食べたり飲んだりしてます」と母の顔を見せた。共演した中村倫也(37)は「俺にも言ってくれたら作ったのに。今度はご両親に張り合いたい」と会場を笑わせた。

青木崇高(44)も出席。