デビュー20年で初出場した、KinKi Kidsの堂本光一(37)は、97年のデビュー曲「硝子の少年」を歌った後、同曲を作・編曲したシンガー・ソングライター山下達郎(63)への感謝の思いを口にした。

 「例年とは違うリズムで年末を迎えたけど、すごく楽しかった。20年たっても、30年たっても歌えるようにという達郎さんの思いを出せました。すべての方に感謝という思いです」

 山下も、TOKYO FMのレギュラー番組「サンデー・ソングブック」(日曜午後2時)12月25日放送回で、自身が歌った「硝子の少年」を流した。その上で、ゲスト出演した妻の竹内まりやと語る中で「彼らは、もう大人。作った時、彼らに言ったんです。『この曲は20年たっても歌えるからねって』」などと、リリース当時のKinKi Kidsとの思い出を語っていた。

 堂本剛(37)は「率直に楽しかったです。スタッフや共演者の方からの愛情をいただいて落ち着いてできました。リラックスしながらできて、みなさんに感謝です。もう天にのぼってしまった、おじいちゃんやおばあちゃんが見ててくれるかなと思いながら歌わせていただきました」と、感慨深げに語った。