18日にシングル「青いダイヤモンド」で歌手デビューする中沢卓也(21)が17日、都内で発表会を行った。

 ノリの良いさわやかな歌謡曲で「僕の声を通して、若い世代にも演歌歌謡曲の魅力を伝えたい」と意気込んだ。

 小4から高1までカートレースに打ち込み、プロのレーサーになる夢を追っていた。だが、現実の高い壁にぶちあたり、もう1つの夢だった歌手の道を歩み始めたという。

 17歳からレッスンを始めて、今回のデビューにこぎつけた。レコーディングを「この曲で自分がデビューするのかと思うと、ドキドキワクワクでした」と振り返った。

 さわやかな甘いマスクのイケメンで、野口五郎のデビュー当時をほうふつとさせる。「似ているねと言われることがよくあります。特に眉を言われます」。

 アマチュア時代は、故郷の新潟・長岡市のライブには同世代よりも50代、60代の母親世代の女性が多く駆けつけた。「長岡のマダムキラー」のニックネームも持っている、愛されキャラだ。

 「『青いダイヤモンド』は人とのつながりや出会いがテーマです。この曲を通じて、多くの人とつながって、いつかはダイヤモンドのように輝ける日が来るといいな」。

 大きな瞳を輝かせながら目標を語った。