歌手五木ひろし(68)と坂本冬美(49)が「夫婦善哉」を演じる大阪・新歌舞伎座公演(6月24~7月23日)の成功祈願が9日、大阪・法善寺で行われた。

 五木が柳吉、冬美は蝶子を演じ、なにわ定番の夫婦劇。五木は「大阪ならではの掛け合い漫才的なお芝居に仕上げたい」と語った。

 この日は、蝶子の両親役の宮川大助(66)花子(61)、作家・織田作之助役の桂米団治(58)、落語家役の西川忠志(48)も出席。大助は07年に脳出血で倒れて以来、初めて本格的な外部の芝居への出演。花子は「大助君が倒れて、やっと元気になった姿を見てもらいたい。五木さんには、声をかけてもらい感謝したい」と話した。