1月スタートの連続ドラマ、日本テレビ系「スーパーサラリーマン左江内氏」(土曜午後9時)の25日第7話の平均視聴率が7・9%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第6話は10・2%だった。

 本作は1977年から78年にかけて連載されていた藤子・F・不二雄原作の「中年スーパーマン左江内氏」をドラマ化。堤真一(52)演じるパッとしない中年サラリーマンが、謎の男からスーパースーツを受け取ったことによって、しぶしぶ世界の平和を守ることになる姿をコミカルに描く。

 脚本・演出を手がけるのは「勇者ヨシヒコ」シリーズなどで注目を集める福田雄一氏。福田作品ではおなじみの佐藤二朗(47)が、毎回さまざまなキャラクターに扮し、ワンシーン限定で登場をするのもネット上では話題だ。エンディングではキャスト陣が“恋ダンス”ばりに(?)キレキレダンスを披露している。

 第7話は、左江内(堤真一)は池杉(賀来賢人)と飲みに行き、酔った勢いで自分がスーパーヒーローをやっていると告白する。左江内が「俺にはそんな資格なんてない…」と胸の内を明かすと、池杉がスーパーヒーローを引き受けると申し出る。左江内の話が信じられない池杉だったが、スーパースーツを着てみると空を飛べる、重い物も持ち上げられるなど、その威力に驚く。そんな中、銀行から次々と大金が消えるという事件が発生。嫌な予感がした左江内が池杉に問いただす、という内容だった。