道交法違反容疑などで書類送検されるも今月6日に不起訴処分になったNON STYLE井上裕介(37)の謝罪会見を受け、先輩芸人の加藤浩次(47)が率直な思いを語った。

 井上は7日、都内で謝罪会見を開き、涙を流して謝罪した。事故については同乗していたスーパーマラドーナ武智から「当たったんじゃないか」と聞かれたが「もし当たったんなら、向こうが車を降りてくるだろうと、その場を離れた。逃げたという意識はない」と釈明した。

 加藤は8日放送の日本テレビ系「スッキリ!!」で井上の謝罪会見について、「素直に言いますよ。わかってるんですよ、ぶつかったこと」と私見を述べ、「それを怖いからナシにしてる。それは自分の弱さですよ」と指摘。「人間誰しも弱い部分はあって、現実逃避したい感覚が井上にあった、あの時は。そこは絶対にダメ! ダメなんだということを本人も反省してると思うんだけど、そこを会見の中ではっきり聞きたかった。『僕の弱さです』って」と語った。

 井上の今後については「やってしまったことは井上が間違いなく悪い。だけどそこをわかった上で、ここから2人が頑張っていくって言ってるんですから、その頑張りを見届けたいし、僕はそこは応援したい」とコメント。「やったことは悪いことなんだっていうことを背負いながら頑張るしかない。ここからですね。頑張って欲しい」とエールを送った。