歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が、亡くなった俳優の渡瀬恒彦さん(享年72)との思い出を振り返り、「本当にカッコよくすてきな先輩でした」としのんだ。

 海老蔵は16日、ブログを更新。自身が主演を務めた2003年放送のNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」で共演した渡瀬さんからアドバイスをもらったことなど、思い出をつづった。

 そのひとつとして、茨城県でのロケ後に食事に連れて行ってもらった際のエピソードを披露。当時の自身は「血気盛んな上に血気盛んの血気ボーボーでしたから笑笑」という海老蔵は、渡瀬さんから「初めてだよ!俺と一緒でどうをとるやつは初めてだ!」と言われたそうだが、言われた言葉の意味がわからず「なんすか?どうをとるって? と、臆する事なく聞いた無礼に優しく強くこたえてくださった」と振り返った。

 渡瀬さんの訃報に「このたびのこと、ショックでした、、」と悲しみ、「心からご冥福を御祈り申し上げます」と悼んだ。