「110番の日」の10日、NHK連続テレビ小説「ウェルかめ」に主演している女優の倉科カナ(22)が警視庁の一日通信指令本部長を務め、特別ゲストの相撲解説者舞の海秀平さん(41)とともに「いち(1)早く、い(1)そがず、慌てず、冷(0)静に」と語呂合わせで110番をPRした。

 倉科は制服姿で、ひったくり事件を想定した模擬110番の受理を体験。相手の連絡先や被害状況、犯人の特徴などを冷静に聞き取って対応した。「万一、事件事故に遭ったら、落ち着いて対応して下さい」と呼び掛けていた。

 警視庁によると、昨年は175万1927件の110番を受理。前年より約4万6000件増加しており、「ひったくりの増加が一因として考えられる」としている。

 [2010年1月10日12時49分]ソーシャルブックマーク