10日に死去した劇作家つかこうへいさんが東京都北区と協力して運営していた「北区つかこうへい劇団」の8月以降の公演が白紙になった。8月12日から上演予定の「新・蒲田行進曲」はつかさんと若手脚本家の共同執筆の形で準備が進められており、つかさんも病床で新作台本を執筆していた。ほか「飛龍伝」などを予定していたがこれも白紙に。現在、北区つかこうへい劇団には俳優約40人のほか、演出・脚本コースに約30人が在籍している。劇団の存続については北区側と話し合って決めるという。

 [2010年7月13日6時4分]ソーシャルブックマーク