結成16年目以上の漫才師たちがしのぎを削る「THE SECOND~漫才トーナメント~」が16日、フジテレビ系で生放送され、結成18年目のコンビ、トットが頂点に立った。

同賞レースは一般観客100人が審査し、1、2、3点の中から点数を決定する形式で満点は300点。

トットは第1試合でザ・パンチに293点で勝利し、準決勝では喫煙をネタに292点を獲得しリニアを撃破。

金属バットと激突した決勝では家庭をテーマにネタを構成し、架空の妻子を想像した会話などを繰り出し笑いをさらった。金属バットの264点に対し281点を獲得して優勝。「やったー!」と大きく喜び、破顔一笑。優勝トロフィーを高く突き上げた。多田は「腹の底からうれしいです」とかみしめ、審査員の有田哲平から「3本とも完璧!」と大絶賛された。

今大会では過去最多の152組がエントリー。激戦を制したトットが賞金1000万を手にした。

終演後、報道陣の取材に応じ多田は開口一番に「俺ら何もなかったんです」と喜びを表した。

決勝では架空の妻子へ語りかけるネタを披露したが、「実は結婚を考えていることは…?」と質問を受けると、多田は「ここで発表してやろう、そんな余裕は無いです」と笑い、「逆算して、優勝して、結婚して…そこまでの頭はないです。申し訳ないです」と報道陣を笑わせた。

これまでの芸人人生を振り返り「M-1の時期はきつかったですね」と桑原が話すと、多田が「2020年に東京に来て、チャンスをもらってもスベり続けるんです。単独なのにウケないのはつらかったです」と続けた。さらに桑原は「近い人(芸人仲間)が変化に気づくんです。それだけが頼りでした」と思い返し、しみじみと語った。